自分で毛染めするときの注意点
2012,07,30
男性用の部分かつら、あるいは全カツラは髪の長さが5センチ前後に仕上げている場合が多いです。
その場合には、自分で毛染めするのもわりとたやすいでしょう。
自分で毛染めする場合には、市販の毛染め剤で毛染めすることができます。
明るい色は別にしてナチュラルブラック系の色は個人でも簡単にかつらに使用することができます。
その場合の注意点をお話ししましょう。
まず第一に、ベースネットに毛染め剤がつかないように注意してください。
かつらの髪の根本から1センチくらい立ち上がった部位から毛染め剤を塗布するのが適切でしょう。
プロなら根本から5ミリ程度から毛染め剤を塗布したりします。
ベースネットに毛染め剤がついてしまうととりかえしがつきません。
黒い点やシミとなってベースネットに残ってしまいます。
かつらの裏側には、毛染め剤がついてしまっても人に見せる部分ではないのでそんなに気にする必要はないと思いますが、表面部分は注意してください。
洗い流すときは、シャワーで一気に洗い流してください。
その際には、自分の頭を洗うようにゴシゴシこすらないこと!
毛がらみの原因になります。
髪が生えている方向に沿って優しく指で毛染め剤を洗い流してください。
ゴシゴシやると、いくら短い毛でもしっかり毛がらみします。
次に、毛染め剤の説明書をよく読んで、必要時間以上に毛染め時間をかけないこと。
毛染め剤を使用するということは、かつらの髪を傷めることでもあります。
必要時間以下程度にしていたほうが髪の傷みは少ないのです。